今月のお薦め絵本 バックナンバー

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今月のおすすめ絵本8月

 言葉は音です。子どもは意味を知る前に音から入ります。 「もこもこもこ」「ぽぱーぺぽぴぱっぷ」のような音ことばの絵本を心から楽しめるのはその証拠です。音が単語になり、そして文章になって行くのです。どんな音に興味を引くのかは子どもによって違いますし、その時々でも変わります。
 例えば「はくしゅぱちぱち」の「と〜じょ〜♪」という言葉がありますが、「登場」の意味が分からない乳児がその言葉が大好きで繰り返すと大喜びします。分からない事に出会うから分かっていく。これは大人でも同じ事です。分かってから出会うなんて有り得ません。大人はその事を忘れて、「こんな言葉の意味、子どもにはわからへんから読まへんねん。」と思ってしまいますが、そうではなく、子どもが聴いているのであればそのまま読んであげてくださいね。


いちご(あかちゃんから)
 こがようこ・作 大日本図書

美味しそうな真っ赤ないちご。「なんだろな。なんだろね。そう、い・ち・ご。だいすきね。」と、あかちゃんに語りかけるように読んであげてください。いちごのヘタだけが残っていたり、いちごがコロコロころがっていたり。その都度、あかちゃんとコミュニケーション出来るように描かれています。

20.8 x 20.7 x 1.2 cm
うーん、うーん、うんち!(2、3歳から)
 ネイチャー&サイエンス・編 河出書房新社

生き物がうんちをする瞬間を上手にとらえた写真絵本です。それぞれのうんちの特徴や、うんちを巡る生き物たちのつながりも描かれています。恐ろしい猛獣も、可愛い鳥も、小さな生き物も、みんなうんちをするのです。そんな当たり前の事がとっても大切なことなのです。

23 x 22.6 x 1 cm
こんなことがあっタワー(3、4歳から)
 丸山誠司・作 えほんの杜

昭和33年12月23日にオープンした日本電波塔(通称東京タワー)が主役のこの絵本。「あかいタワーはとってもおおきかっタワー」というような関西弁のダジャレが満載です。声に出して読んでみるとかなり楽しめますが、それだけではありません。喧嘩をして口もきかなくなって…でも、みんなのおかげで仲直り。

26 x 18 x 1.4 cm
あかちゃんの木(5、6歳から)
 ソフィー・ブラッコール・作
 やまぐちふみお・訳 評論社

あかちゃんはどこから来るの? 子どもに聞かれた時どう答えますか?
この絵本は決してごまかす事なく、でも神秘的なファンタジーも大切にしたストーリーとなっています。幼児には部分的には分かりにくいところがあるかもしれませんが、大人が子どもに伝える時に役立ってくれる一冊だと思います。

28.5 x 21.5 x 1 cm
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)