今月のお薦め絵本 バックナンバー

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今月のおすすめ絵本8月

先日久しぶりに子育て支援の講演会で児童館に行ってきました。
コロナ対策の為、親子10組限定で、会場には距離を取って10台のテーブルが置かれていました。これはナイスな設定でした。私はマスクをして話してくださいと言われていましたが、マスクをして多数の子ども達に絵本を読むのは初めてのことで、かなり不安がありました。というのも、0歳から2歳の初対面の子ども達に絵本を読む時、私はたくさんの対話をするからです。
マスクに隠れた私の顔から表情が読み取れるとは思えないので、声を始め出来るだけ身体全体で表現するようにしようと思っていたのですが…。子ども達はすごかった!
すでにマスクをした大人に慣れているようでした。私の心配などどこ吹く風。最初から違和感なく今までと同じように絵本を、私との対話を楽しんでくれたことに驚きました。子ども達の順応性って本当にすごい!と思いました。

ぬにゅ〜ぽんぽん(あかちゃんから)
 ちかつたけお・作 角川書店

赤ちゃん絵本を選ぶ時の大切なポイントは言葉の音とリズムだと、普段からお話していますが、その要素が入った絵本です。いろいろな場で読みましたがお母さん方が笑って反応してくださることが結構あります。大人だから想像してしまう部分があるのでしょうね。そうです!赤ちゃん絵本は赤ちゃんだけの絵本ではありません。読み手が楽しめることは大切です。

16.2 x 16.2 x 1 cm
あのくもなあに?(3才から)
 富安陽子・文 山村浩二・絵 福音館書店

雲の形からどんどん想像を広げていく絵本です。正式な雲の名前を語るのではなく、見た目の形から名付けられ、そこに物語が存在するのがとっても良いと思います。幼い子ども時代ならではの感覚に、ちゃんと寄り添えている絵本です。「ふしぎなたね」というシリーズの名に相応しい絵本です。科学は不思議から始まります。人生も不思議でいっぱいです。

21×23cm
とうめいにんげんのしょくじ(4才から)
 塚本やすし・作 ポプラ社

透明人間が食事をしたらどうなるの!? そうです。食べた物が見えるのです。口からお腹の中を通ってうんちになるのが見えるのです。え?そんなの見たくないって?確かに実際には見たくないかもしれませんが、でもこの絵本はそんなユーモアを通して身体の不思議さ、素晴らしさを伝えてくれているように思います。当たり前の事ってすごい事ですね。

26cm x 22cm/32ページ
かぞえてみよう どうぶつスポーツたいかい(4、5才から)
 ヴィルジニー・モルガン・作
 石津ちひろ・絵 岩波書店

1から20までを数えて、20から1へとカウントダウンしていく絵本です。これはぜひ子ども達と数字の部分を声に出して読み合ってください。「ゆうしょうカップは1つだけ」「い〜ち!」というように。数字を覚えさせようとはしないでくださいね。絵本を通して声に出して数を数える楽しさを味わってもらえば十分です。もちろん、ストーリーを楽しむ事も忘れないでくださいね。

14.8 x 0.9 x 20.8
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)