今月のお薦め絵本 バックナンバー

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今月のおすすめ絵本2月

年明けから「ナルニア国物語」のシリーズを再読しています。以前から出版されている岩波書店のものではなく、新しく光文社から出た古典新訳文庫のシリーズです。これはナルニア国誕生からの時系列に沿った順で出されており、この古典新訳シリーズのキャッチフレーズが「いま、息をしている言葉で、もういちど古典を」です。昨年訳者の土屋京子さんのお話を聴いたことがきっかけでした。
読み始めてすぐに「読みやすい」と感じました。今時の若者言葉について行けず疑問をもっていた私でしたが、考えを改める事になりました。言葉は生きもの。「いま、息をしている言葉」を大切に、もっと広く捉える感覚が必要だと思いました。しかし、やっぱりナルニアは面白い!


万次郎さんとおにぎり(2才から)
 本田いづみ・文 北村人・絵 福音館書店

万次郎さんはとれたお米でご飯を炊いて、大きなおにぎりを10個作りました。9個までのりを巻いたところでのりが足りなくなってしまいました。万次郎さんが戸棚を探していると、おにぎり達がムズムズと動き出し表へとび出して行きました!コロコロ転がるおにぎりと追いかける万次郎さんが行きついた先は…。お米に対する感謝と自然の恵みに対する感謝のつまった絵本です。

22×21cm
ちかてつライオンせん(3才から)
 サトウマサノリ・作 パイ インターナショナル

ライオン駅長は今日も朝から大忙し。電車に乗るのは動物たち。みんなが駆け込み乗車をするのでライオン線は時間通りに発車した事がありません。各駅の面白さと乗り降りする動物たちの面白さが当然普通ではありません。現実の世界にライオン線という架空の物語を入れ込んだ設定が良く、子ども達をワクワクさせてくれます。

B5判変型(191×258mm)/ハードカバー/ 32Pages (Full Color)
たぬきのおやき(4才から)
 井出幸子・文 菊池日出夫・絵 福音館書店

食べる事は生きる事。特に幼い子ども達にとっては今後の人生にも影響を及ぼす大切な事です。食べる事と共にお料理を作る事も子ども達は大好きです。食材が変化していく過程が面白くてたまらないのですね。ただ食べるだけではなく、作って食べる喜びを、幼いうちにしっかりと感じてもらいたいと思います。この絵本を見ながら、家庭で園でおやきを作ってみませんか。

32ページ 26×24cm
12の月たち スラブみんわ(5才から)
 サムエル・マルシャーク再話
 ダイアン・スタンレー絵
 松川真弓・訳 評論社

長いお話が聴けるようになったらぜひこんな絵本にも出会ってもらいたいと思います。まま母に意地悪な言いつけをされて猛吹雪の中をさまよう女の子。ところが森の中で、女の子は不思議な12人の人々に出会いました…。日本にも似た展開の昔話がありますが、幼いうちに外国の異文化に触れる事は、今の時代大切な事になりました。細密な絵が美しいロングセラー絵本です。

30.4 x 22.6 x 1.2 cm
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)