今月のお薦め絵本 バックナンバー

園児募集





今月のおすすめ絵本10月

先日幼稚園の先生方に絵本で人権学習の研修をしました。
基本的人権、人権とは、子どもの人権とは…。少々乱暴かもしれませんが、自分が分かりすい言葉にまとめてみました。「差別されることなく、自由に自立して生きる」。そのためには「違いを認め受け入れる。みんな違って当たり前」。これが感覚として養われることが、乳幼児期には大切だと考えます。どうすれば良いのか?絵本を読んでもらうことでこの感覚が養われます。「ぐりとぐら」を始め多くの絵本にこの感覚が養われる要素があります。乳幼児期にこの感覚が育っていれば、理屈としての言葉を聞いた時に理解できることになるのです。
大人が言う「勉強」をする前に理論ではない「感覚としての体験(絵本体験)」があると理解はスムーズになります。でも基本は、ただ親子で絵本を楽しむだけで良いのです。凄いですね!
だーるまさんだーるまさん(2才から)
 おおなり修司・文 きむらよしお・絵 絵本館

「だーるまさんだーるまさんにらめっこしましょ わらうとまけよあっぷっぷ」が普通ですが「あっぷっよ!」だったり「あっぷっぼー!」だったりします。ページをめくるワクワク感を楽しむために、すぐにめくらず間を持って読んでください。意味や教訓はありません。楽しむことが大切な絵本です。

24頁 254×180mm
おいも!(3才から)
 石津ちひろ・文 村上康成・絵 小峰書店

ズバリ、焼き芋の絵本です。それに尽きます。でも芋ほりから始まります。自分でほった芋だから美味しいのです。感激するのです。心から満たされるのです。心と身体が一致した時、子どもは(人は)本当の意味で成長するのです。躍動感いっぱいのシンプルな絵本です。

判型/サイズ:27×22cm/ページ数:32ページ
こんなとききみならどうする?(4才から)
 五味太郎・作 福音館書店

こんなとき君ならどうする?という質問が13個描かれています。子どもに限らず人は自分のことを聞かれるのが大好きです。自分の話をするのが大好きです。そんな気持ちを解放してくれる絵本です。もちろん正解などありません。充分に答えてもらってください。そして会話してください。考えることを楽しむことが、この絵本の素敵な読み方です。

25X23cm 28ページ (かがくのとも2014年1月号)
スガンさんのやぎ(5才から)
 ドーデー・作 きしだえりこ・文
 なかたにちよこ・絵 偕成社

自由を求めて小屋をとび出したやぎのブランケット。野山を思うままにかけめぐり楽しく過ごしますが、おおかみと夜通し戦うことになり…。自由ってなに?生きるってどういうこと?命ってなんだろう?と、大人ならそこまで考えられるような不朽の名作です。

26 x 20.8 x 1.2 cm
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)