今月のお薦め絵本 バックナンバー

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今月のおすすめ絵本8月

最近知り合った友人がいます。その友人は幼い頃母親がいなくなり、その後の事情で施設で育ったそうです。友人には親に絵本を読んでもらった記憶が全くありません。多分本当に一冊も読んでもらったことがないのでしょう。でも友人はしっかりと自分の仕事を持ち、世の中の人に喜んで貰える事を自分の喜びとする尊敬すべき人物です。
「親に絵本を読んでもらった経験がないと心豊かな大人にはなれない」とか「本を読まない人はダメだ」などという事は全く思いません。そんな事ではなく、単純に親子が揃って一緒にいるのであれば、絵本は親子の絆を育む最高の道具です。そしてその時間は「生きる力」として生涯子どもの中に息づいていくと私は思います。

うしろにいるのはだあれ(あかちゃんから)
 まついのりこ作 童心社

大きな木の横から何かがちょっと見えています。「うしろにいるのはだあれ」。あっ鳥でした。葉っぱの上からつのみたいなものが2本。「うしろにいるのはだあれ」???わかるわからないではなく、変化を楽しむ絵本です。楽しさが伝わるように読んでくださいね。

とんとんとんだれですか(3歳から)
 はやしますみ作 岩崎書店

何かが起こりそうな夜、とんとんとんと、誰かが戸をたたきました。影だけ見ると恐ろしいものように思うのですが……影からの想像を充分に楽しんでからページをめくるとより一層面白いですね。間違うからこそ楽しさが増すわけです。ラストのページで全てが繋がります。

バスがくるまで(4歳から)
 森山京文 黒井健絵 小峰書店

くまの子はおばあちゃんを迎えにバス停まで出掛けます。おばあちゃんが来るのを楽しみにしているくまの子。でもその間に様々な出来事があるのです。子どもの日常の一こまって素敵なドラマなんですね。その中でしっかりと成長する子どもの姿が見えてくるようです。

きんのたまごのほん(5歳から)
 マーガレット・ワイズ・ブラウン文
 レナード・ワイスガード絵
 わたなべしげお訳 童話館出版

まず、大きく美しい絵が目をひくこの絵本は、今から60年以上も前に描かれました。一人ぼっちのうさぎがある日大きな卵を見つけます。卵の中から音がします。うさぎは卵を振ってみたり、足で押してみたりしますが卵は割れません。一体何が出てくるのでしょう……

♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)