今月のお薦め絵本 バックナンバー

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今月のおすすめ絵本10月

私の両親は私があかちゃんの頃からずっと共働きだったので、幼児期に家族で過ごした時間は少なかったみたいです。でも、私の記憶にあるのは、母とご飯を食べていたことや父と遊んだこと、絵本を読んでもらったこと、叱られたこと等、両親がしっかりと存在しています。一人っ子なので、もちろん寂しかったことも記憶にありますが、そのせいで両親の存在が私の内から消えることはありません。親子のつながりって絆って、共に過ごした時間の量とは関係ないものなんですね。

ぎゅうって(あかちゃんから)
 さいとうしのぶ・作 ひさかたチャイルド

タイトルと不釣合いな、女の子が泣いている表紙の絵。どうしたのかな?と本を開いて納得です。ママにぎゅうってしてもらった喜びを伝えようとするはるちゃんですが、逆にかえるさんに脅かされて……。幼児の様子がうまく描かれている一冊です。

おにぎりくん(3歳から)
 村上康成・作 小学館

この絵本は一粒のお米から始まります。それが、一粒のご飯になって見開きいっぱいにご飯粒の絵。にぎって、にぎって、おにぎりになっていきます。子ども達にもおにぎりをにぎる真似をしてもらいながら読むと楽しいですね。お米さん、ありがとう!と思わずそんな気持ちになります。

おきゃく、おことわり?(4歳から)
 ボニー・ベッカー文 ケイディ・マクドナルド・デントン絵
 横山和江・訳 岩崎書店

「おきゃくおことわり」と玄関に張り紙をしているクマのところにネズミが訪ねて来ました。すぐに追い返したはずなのに戸棚を開けるとネズミがいるではありませんか!?何度追い返してもやって来るネズミ。でも最後には……。クマの本心に心がなごみます。

ひよこのかずはかぞえるな(4歳から)
 イングリットとエドガー・パーリン・ドーレア作 せたていじ訳 福音館書店

36個の卵を街へ売りに出掛けたおばさんは、遠い道のりの退屈しのぎに考え事を始めました。卵を売ったお金でまずはめんどりを2羽買って3羽に増えためんどりが毎日卵を産むと……おばさんの欲望の想像はとまらなくなり、ついにお金持ちの奥方様に!ところが……大人も楽しめる古典絵本です。

♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)