今月のお薦め絵本 バックナンバー

園児募集





今月のおすすめ絵本3月

「絵本を開く時間をお勉強の時間にしないでくださいね〜」とよく話しています。
絵本を読んで子どもを躾ようとか、何かを覚えさせようとか、そういう目的を持って絵本を読んでいると、子どもは絵本を読んでもらうことが楽しくなくなってきます。もちろん躾も勉強も大事です。が、その時間と親子で絵本を楽しむ時間を分けてもらいたいのです。何の目的も持たずにただただ親子で絵本を楽しむからこそ、予想外の素敵なことが付いてきます。たった一冊絵本を読むだけで、日頃の親子喧嘩も水に流せるような、そんな時間を積み重ねてくださいね!


もっといろいろばあ(あかちゃんから)
 新井洋行・作 えほんの杜

茶色の絵の具から飛び出したのは、茶色いくまちゃん。ピンクの絵の具からは、ぶたがいっぱい!じゃあ黄緑の絵の具からは何が出てくるのかな?単純に色と形を楽しむ絵本です。そこへ言葉が加わると絵が生きてくるから不思議ですね。

オムライスヘイ!(3歳から)
 武田美穂・作 ほるぷ出版

とっても美味しそうなオムライスが出来ていく過程が楽しく描かれている絵本です。まるで実況中継のようです。言葉のリズムが最高!特に「ヘイ!」という言葉。声を上げて子どもと楽しめます。身体を使って読んでもすごく楽しいですよ。「食べさせよう」ではなく「食べたくなる」ように読んでください。

まめうしくんとあいうえお(4歳から)
 あきやまただし・作 PHP研究所

タイトルを見ると、あいうえおを覚える為の絵本かな?と思いますが違います。表現の絵本です。言葉は言い方一つで伝わる感情が変わります。「あ」という一つの音だけでも、言い方によっては怒りになったり喜びになったりします。さあ、皆さんもまめうしくんと一緒にあいうえおで色んな表現をしてみましょう。

ちがうねん(5歳から)
 ジョン・クラッセン・作 長谷川義史・訳 クレヨンハウス

長谷川さんの大阪弁翻訳絵本第2弾。大きな魚から帽子を盗んだ小さな魚が、逃げていきます。絶対見つからないと自信を持って逃げていきますが……あれ?ラストの解釈は聴き手の子どもにお任せです。子どもの感想を聞くとその子が見えてくるようで面白いです。

♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)