11月
今年も大学での「絵本論」の授業が始まりました。「絵本と子ども」という授業の中で、私とスタッフが保育園で子ども達に絵本を読んでいる時の映像をながしました。学生達は子ども達の反応にとても驚いていました。自分の子ども時代をハッキリと覚えている人は少ないですね。でも、たった一冊の絵本が幼い子ども達にどれほど大きな喜びを与えるのかはハッキリを伝わったようです。大人が思っている以上に子ども達の喜びとなっているのですから。
★つかんで ぱっくん(あかちゃんから) わかやましずこ・作 童心社 真っ赤なりんごがひとつ。何かがぶうらんぶうらんのびてきて……あっ、ぞうの鼻! ながーい鼻でりんごをつかんでぱっくん! 次はおさる。その次は? あかちゃんから一緒に楽しめる絵本です。読みながら、お口にぱっくんしてあげてくださいね。 |
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★クレリア(3歳から) マイケル・グレイニエツ・作 ほそのあやこ・訳 セーラー出版(現在らんか社) 大きな木の枝に寝床を見つけたクレリア。そこへ次々といろんな生きものがやって来ては「ぼくも休ませてくれない?」と言います。だんだん居場所が無くなったクレリアはとうとう……。クレリアって一体何者? 読み終わったら園にポスターを貼って子ども達とクレリアを探してくださいね。子どもは見つけますよ! |
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★だるまちゃん・りんごちゃん (3、4歳から) かこさとし・作 瑞雲舎 ある日だるまちゃんのところへ「りんごんまつりにきてください」と書いた一枚の葉書が届きました。そこでだるまちゃんは、電車に乗って汽車に乗ってバスに乗って……ところが!? 絵本の中で人形劇が始まっちゃうという、一冊で二つの楽しみ方が出来る絵本です。 |
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★ありづか(5歳から) 吉田遠志・作 リブリオ出版 夜明け前、森のはずれに8匹のハイエナが集まりました。ライオンのあかちゃんを狙うためです。狙われたあかちゃんライオンを助けようと、姉と兄が駆けつけましたが……私たちの知らない大自然で繰り広げられている世界を見せてくれる、名作シリーズの中の一冊です。 |
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♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
(えほん館 はなだむつこ)
(えほん館 はなだむつこ)