今月のお薦め絵本 バックナンバー

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今月のおすすめ絵本6月

2年前から大学で「絵本論」の授業を受け持っていますが、その中で私は沢山の絵本を読みます。授業の後には強制していないのに、毎回沢山の様々な感想が寄せられます。その中でハッキリ分かったことがあります。それは《ほとんどの人が、うちの人(特にお母さん)や幼稚園・保育園の先生に読んでもらうことで「思い出の絵本」に出会っている》ということです!
 多分、他の大人にも読んでもらっていた経験はあるのだと思いますが、「思い出の絵本」にまでは到達していない人が多いということです。絵本は「何を読むか」よりも「誰が読むか」です。そして、懐かしい思い出以上のモノが心の奥深くに残っているのです。


とまとさんがね(あかちゃんから)
 とよたかずひこ・作 童心社

真っ赤なとまとが、きりりとまげを結んで、おすもうさんになりました。「はっけよ〜い、のこった!」ところが強く当たったものだから、ぶちょっとつぶれ、ぶにょぶにょに…。読者の期待を裏切らず、最後には美味しいものが出来上がりますよ!

21.3 x 18.4 x 1 cm
はじめまして ねこのジンジャー(3歳から)
 シャーロット・ヴォーグ・作
 小島希里・訳 偕成社

ガリガリに痩せて汚れた野良猫の子猫ジンジャー。そんなジンジャーがテレサという女の子に出合って、仲良くなるまでを描いた感動的な物語です。それが、3歳の子どもにもわかるような言葉で描かれている絵本って、本当にすごいですね!内容の質は高いですよ。

27.8 x 23.8 x 1.2 cm
むしとりにいこうよ!(3、4歳から)
 はたこうしろう・作 ほるぷ出版

お兄ちゃんと弟が虫取りに出掛けるお話ですが、なんとこのお兄ちゃん、すごいのです。弟が素通りするような所から、どんどん虫を見つけていきます。私もこんなお兄ちゃんとなら楽しく虫を見つけられそう♪図鑑の要素も盛り込まれているので、虫好きにはおすすめですが、あまり虫に興味がなくても読んでみてください。

24.2 x 21.6 x 1.2 cm
ほうまんの池のカッパ(5歳から)
 椋鳩十・文 赤羽末吉・絵 銀河社

力自慢のとらまつは釣りも上手く出来たものだから益々大いばり。ところが、ほうまんの池の近くまで来た時に不思議なことが起こります…。カッパがどんどん大きくなる絵の迫力がすごい!幼い時期に、こういう絵の絵本にもぜひ出合ってもらいたいと思います。

30 x 21.2 x 0.8 cm
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)