今月のお薦め絵本 バックナンバー

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今月のおすすめ絵本1月

 12月は毎年「ブックフェア」で10軒程の保育園に伺います。夕方お迎えの約2時間、保育園の中に絵本屋さんが出来ます。絵本を販売するのです。お父さんかお母さん、おじいちゃんかおばあちゃんと一緒に絵本を選んでいる時の子ども達の嬉しそうな顔と言ったら…言葉に出来ないくらいです。
 そんな中、胸を刺すような一言が飛び込んで来ました。「これ買って〜」と言う子どもの言葉にお母さんが、「あんた、どうせ自分で読まへんやろ!読めるようになったら買おたげるわ!」。いやいやお母さん。読んで貰わないといつまでたっても読めるようにはなりませんよ。しかも絵本は自分で読む本ではありませんから。それに…(うんちくかんちく…)。するとお母さん子どもに「もう、めんどくさいなぁ!ほなそれ買おたるから、花田さんに「まけて」て言いよし!」実はとってもええお母ちゃんなのでした。(でも、1円もまけませんでしたけど。)


おんなじおんなじももんちゃん(あかちゃんから)
 とよたかずひこ・作 童心社

雪の降り積もったある日、ももんちゃんは「よいしょ よいしょ」と一生懸命に何やら作っているようです。きんぎょさんとさぼてんさんも一緒に何やら作りだし、出来上がったのは…雪だるま! 赤いぼうし、赤いてぶくろ、赤いながぐつ。雪だるまとおんなじ物を身に付けたももんちゃんの嬉しそうな瞳がたまらなく可愛い絵本です。

21×18.7cm/24P
とんねるをぬけると(2、3歳から)
 片山健・作 福音館書店

「トンネル」と聞いてどんなイメージを持たれますか?暗い。ちょっと怖い。ゴーゴー音がしている…。この絵本の電車は不思議で面白い電車です。乗っている子ども達がトンネルを通過する度に、雪だるまになったりだるまになったりお月さまになったりするのです。私も乗りたい!こんな電車!

22X21cm
おしょうがつさんどんどこどん(3、4歳から)
 長野ヒデ子・作 世界文化社

「かがみもち」はなぜ「かがみもち」と言うか知っていますか?大晦日にはなぜ「としこしぞば」を食べるか知っていますか?なぜ「そば」なのか?お節料理の意味は???お正月の事が子ども達にも分かりやすい言葉で描かれています。忙しさの中で全てが流されてしまうような現代だからこそ、生活の「節目」に立ち戻ってみると意外な元気がもらえますよ。不思議ですね。

26.5×22.8cm
ヒヒヒヒヒうまそう(5、6歳から)
 宮西達也・作 ポプラ社

世の中には生まれて来なければ良かった人など、本当は一人もいません。でもそれを子ども達に言葉で伝えるのはとても難しい事です。でもでも、私はそれを伝えたいと思うのです。この絵本の著者の宮西さんも、そんな大人の一人です。難しいテーマですが、易しい言葉での表現を追求した最新作。読後には、読者を優しく包み込んでくれる、大人にもおススメの一冊です。

26.6 x 22 x 1.2 cm
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)