今月のお薦め絵本 バックナンバー

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今月のおすすめ絵本3月

 スポーツ好きの私は先月オリンピックに夢中になっていました。中でもやはり羽生結弦選手には感動しました。昔からフィギアファンで、彼のシニアのデビュー戦は今でも覚えています。演技時間が長くなり最後までスタミナの持たない彼のスピンは「ちょっとちょっと、この子止まるんちゃう!?」と思ったほどです。あの子がここまで成長した!その事に一番感動するのです。
 羽生選手は特別だと皆が思っていると思いますが、そうでしょうか?もし、彼の人生に関わる人が1人もいなかったら、応援するファンが1人もいなかったら、彼はここまで成長出来たでしょうか?
 見てくれる人がいるから見せる事が出来ます。誰も見てくれる人がいなかったら、よほどの人でない限りここまで頑張る事は出来ないのではないでしょうか。そう思うと私たち皆が羽生選手をつくったのだと私は思うのです。子ども達を見ていてもそう思います。見ていると子どもは頑張ります。どんどん成長していきます。関わる事と見守る事の大切さをあらためて感じたオリンピックでした。


ぱかっ(あかちゃんから)
 森あさ子・作 ポプラ社

「たまごさん たまごさん」「ぱかっ」たまごが開くと中からひよこが出てきます。「わにさん わにさん」…?わにって開くの?どこが???それが開くのです。うさぎさんも開くのです。「ぱかっ」という言葉の音と、閉ざされたのもが開放される。ここに喜びがあるのです。同じページを何回も繰り返して読んでくださいね。

177mm x 176mm
たぬきがのったらへんしんでんしゃ(3歳から)
 田中友佳子・作 徳間書店

まじめさんは、まじめな電車。今日初めて「びっくりせん」を走ります。乗り込んで来たのは温泉へ行くたぬき達。ところが、いろんな化け物が現れて…。たぬき達のおかげで有り得ない体験をするまじめさんが妙に初々しく感じます。とても楽しい冒険ファンタジー絵本で、お話もしっかりしていて最後も素敵です。

30cm・32ページ
ざっそう(4歳から)
 甲斐信枝・作 福音館書店

いつも引き抜いていた雑草に名前がある事を知った時は、なぜだかとっても嬉しい気持ちになりました。抜く必要はないのではないかと思いました。そんな雑草の事が身近に感じられる絵本です。緑いっぱいの森へ行くのも素敵ですが、足元の雑草も森と同じ豊かさを見せてくれているのです。この足元の豊かさに気付く感覚を持っている幼い子ども達におススメです。

24.4 x 23.2 x 0.8 cm
おかえりなさいスポッティ(5歳から)
 マーグレット.E.レイ・文 H.A.レイ・絵
 中川健蔵・訳 文化出版局

真っ白なうさぎの家族の中に体中に茶色の模様があるうさぎが生まれました。「みんなと ちがうって どういうこと?」と尋ねるスポッティ。とうとうある日、置き手紙を残して家を出てしまいました。そしてスポッティが出会ったのは自分と同じ模様のあるうさぎの家族。でもそこには一匹だけ真っ白なうさぎがいて…。大人の心をも揺さぶってくれる絵本です。

25.2 x 19.6 x 1 cm
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)