今月のお薦め絵本 バックナンバー

園児募集





今月のおすすめ絵本6月

 今日も子育て講演会で乳児さん親子に絵本のお話をしてきました。お母さん方と約25人の子ども達。まだ絵本のお話を聞けるだけの経験値が少ないお年頃です。そんな時には「絵本を読むのではなく絵本で遊ぶ」。
『いろいろばあ』を読みました。ページをめくったり戻ったりを繰り返して読むのです。紫色のページを見た時一人の女の子が言いました。「purple!」 わ、英語。しかもその発音は「パープル」ではなく「purple」なんです。発音がネイティブ!彼女を習って私も「purple!」と言うと、何も知らない1歳半の子が「パーポー」。するとまた別の子が「パーパー」。正しさなんて関係なし。耳から入る言葉の「音」なんです。たまたま英語だったから、子ども達が言葉を覚える過程がリアルに分かって貰えた感じでした。
 大人が言葉を発しないと、子ども達は覚える機会がなくなってしまうのです。大人がスマホばかりで会話をしていては子ども達の「声の言葉体験」が激減します。語りかけられる言葉体験を、大切にしてくださいね。


カレーライス(2歳から)
 小西英子・作 福音館書店

カレーライス好きにはたまらない絵本です。具材を切って黄色いお鍋にまずはお肉から炒めて行きます。野菜も炒め、たっぷりの水を入れてコトコト煮込みます。鍋から立ち上がる湯気や煮込まれてくたっとなった具材の表情。まるで自分がそこで料理しているかのような感覚に引き込まれてしまいます。

22X21cm
109ひきのどうぶつマラソン(3歳から)
 のはなはるか・作 ひさかたチャイルド

ある日動物たちにマラソン大会の手紙が届きました。参加する動物はアザラシ、アナグマ、アヒル、アルパカ、カッパ、カピパラ、キョウリュウ、等々、109匹の動物たちです。動物探しの問題もあり、一匹の動物を追って行くと物語が伝わります。さて、金メダルは誰の手に?

22×31㎝  32頁
むしをたべるくさ(3、4歳から)
 渡邉弘晴・写真 伊地知英信・文
 ポプラ社

えーっ!!草が虫を食べるの!?そう、食虫植物です。ハエトリグサは捕まえた虫を閉じた葉でぎゅうぎゅう押しつぶして栄養を吸い取ります。ウツボカズラの中にたまっている水はアリを溶かしてしまいます。捕らえられる瞬間がカラー写真によって、とてもリアルに表されています。食虫植物の不思議な世界を体験してください。

26 x 20.4 x 1.6 cm
じめんのうえとじめんのした(5歳から)
 アーマE.ウェーバー・作
 藤枝澪子・訳 福音館書店

植物の地上と地下における特徴と役割を捉えながら、動物、微生物、太陽や空気とのつながりを簡潔な絵と文で表現しています。植物学者によって分かりやすく著された内容は、科学との出会いにおすすめの一冊です。子どもに教えようとするのではなく、一緒に知る喜びを共有してくださいね。

20.8 x 17.2 x 1.2 cm
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)