今月のお薦め絵本 バックナンバー

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今月のおすすめ絵本10月

「子どもたちよ 子ども時代をしっかりと たのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の「あなた」です。」
 これは児童文学者であり作家であり編集者でもあった石井桃子さんの言葉です。初めてこの言葉に出会った時、私は心から感動し共感しました!私が漠然と感じていた事だったからです。
 子ども時代の私は、遊んで遊んで遊びまくっていました。空地、路上、田んぼに山に川。今から思えば危険な所ばかりですが、だから面白いのですね。何回も危ない目に合いました。いつも体のどこかに傷がありました。それをおススメはしませんが、遊びまくることはおススメします。子ども達に!
 あの時代は二度と戻る事の出来ない私の宝物です。いつまでも輝き続けています。忘れる事は出来ません。その輝きの答えを石井桃子さんからいただきました。昔とは環境が全く変わっていますが、そんなことは関係ないのです。「子ども時代をしっかりと楽しむ」こと。ただそれにつきます。


みーせーて(あかちゃんから)
 スギヤマカナヨ・作 アリス館

「みーせーて」「いーいーよ」 子ども達の小さいおててを合わせた手のなかに、さて何が隠れているでしょうか?当てっこしながら楽しめる絵本です。「いーいーよ」と言って手が開かれる瞬間にワクワクします。あかちゃんには、この変化を楽しんでもらってくださいね。実際に遊んでも楽しいですよ。

17cm×17cm
虫にんじゃ(3歳から)
 大塚健太・文 マスリラ・絵
 パイインターナショナル

「ぬきあし さしあし ダンゴムシ」 忍法まんまるの術しか出来ないダンゴムシ忍者。これではダメだと忍術修行のため他の虫を訪ね歩きます。新しい忍術をマスターし、いよいよ宿敵アリンコ軍団のお城へと仲間の敵討ちに出掛けますが門番に見つかってしまいました!今こそ忍術を試す時。ところが…。虫の特徴を忍法と捉えているところが素敵です。

A4判変型(250×221 mm)
ねこのオーランドー(4歳から)
 キャスリーン・ヘイル 作 脇明子・訳
 福音館書店

オーランドーはママレード色の猫。おくさんのグレイスと3匹の子猫と一緒に暮らしています。ある日ご主人から休暇をもらい家族でキャンプに出掛けます。虹を追う子猫に、虹は逃げるものだと教えたり、魚の獲り方を教えたり、キャンプを通して家族とのかけがえのない愛しい時間を過ごすのです。色彩豊かな優しいタッチの絵も読み手の想像をかき立ててくれる素敵な絵本です。

36.4 x 26.5 x 1 cm
けんかのきもち(5歳から)
 柴田愛子・文 伊藤秀男・絵 ポプラ社

作者が実際に目にした光景を絵本にしただけあって子どもの心情が見事に表現されています。悔しさ、後ろめたさ、情という感情をおりまぜながら、子どもはたくましく成長していくのですね。この絵本のように、ぶつかり合いながら大きく成長する子どもを見守る大人の勇気も本当に大切だと思います。

24.2 x 24 x 1.4 cm
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)